硫黄島からの手紙』がゴールデングローブ賞に輝きましたね♪
クリント・イーストウッド監督だけど、
台詞が全て日本語だから「外国語映画」で受賞。
なるへそ。


昨年末、26日に観にいったので、
2006年の締めくくりの一本。
久しぶりに好きな作品に出会ったなぁと思いました。


全体がなんとなしにセピア色のフィルターがかっていて、
「記憶」を色で表現するとこうなるのかなぁって、
小難しいことを考えながら見てしまった。


色あせる記憶の中に時折混じるカラーの部分、
丘の上の草とか、
海の青とか、
雲の鮮やかな白さ、
流した血の生々しさが、
際立って目に飛び込んでくる。
鳥肌が立った。


ところで、
あたしは映画を見ているときに変な癖があって、
あっと思った台詞やなんかを、
レシートの裏とかに大急ぎでメモをするのね。
今回メモしたのは、この台詞でした。



「我らの子供らが日本で一日でも長く安泰に暮らせるなら、
 我々がこの島を守る一日には意味があるんです。」
                   (栗林大尉/『硫黄島からの手紙』より)


音だけでメモを取っているから若干不安はあるんだけど、
だいたいは合っているはず。
どんなシーンで、とかは書きません。
受賞によってロングランで映画館にかかるでしょうから、
お時間がある方、
どうぞ観にいってみてくださいませ〜。