セミにびびる


どうしても必要な書類が無いことに気がつき、
急遽職場へ登校しました(笑)
勿論預けられないので王子も一緒に。

車内ではいたって快適に過ごし、
到着するやいなや「オレは降りるぜ!」
ハイハイとベルトをはずしてドアの外へ立たせると、
「オレは降りたぜ!」とばかりに走り出し、
大変楽しそうな夏の日。
じぃじに買ってもらったアザラシの帽子を被って、
いざ出陣!


第一波!


あらご臨終かな?と思っていたセミが、
王子の靴の気配に飛び上がり、ビビビビビ!!!

「わーーー」と逃げる王子。
なだめすかして、通用口へ到着。
すると取っ手のあたりに巨大なカマキリ。
「ぉわわ!!あーびっくりした。カマキリだよ!」
とあたしが指差すと、
ぎゃーーんと泣きながら走り去る王子。


第二波!


走る最中に別のセミを蹴飛ばし、またしてもビビビビビビビ!!!
顔の間近を飛び去るセミにびびりまくり、
王子復活不能!(笑)


魚を水揚げする感じで横抱きに抱え、
通用口へ駆け込んでからクールダウンを試みるも、
どうにもならない王子のギャン泣き。
泣き声を聞きつけて「どうしたのー?」と、
やさしい事務のおじさん先生がお菓子をくれ、
王子は電車で遊んでもらいながら、ようやく機嫌を直したのでした。
その後も人影のない校内を進むたびに泣きまくり、走り去り、
そのたびに追いかけ、抱きかかえ、
滞在時間は10分にも満たなかった上に、
本当に久しぶりの職場訪問だったのに、王子は散々な目に遭いました〜。
ちゃんちゃん!