まるたけえびす
朝5時半に家を出て、
ほぼ始発の新幹線に乗り込み、
3人がけの椅子をひっくり返して狭さに愕然(笑)
買い込みすぎたおにぎりを広げて、
いざ京都。
お天気に恵まれた3日間、
素敵な記憶が何よりのお土産です。
旅の様子を順番に記してゆきましょね。
まず初日。
土地勘がないという弱点をカバーするために、
貸切タクシーで出発。
イケメンおじさん運転手さんと共に、
初めは太秦・金閣寺方面へ。
聖徳太子ゆかりの「広隆寺」、
石庭と銭つくばいの「竜安寺」、
贅を尽くした「金閣寺」、
安産祈願と初宮参りの「わら天神」、
五部咲きの梅林が綺麗だった「北野天満宮」。
私は北野天満宮の牛さんが一番好きでした。
大理石なのか綺麗なマーブル模様の牛さん。
具合の悪いところをなでるとご利益があるとのこと。
あと、
竜安寺でみた水戸光國公の銭つくばい。
『吾唯足るを知る』、
傍には侘助椿の赤。
静かな時間が流れてました。
ちなみにこの日、
あちこちで色んな「お餅」を頂きました。
今宮神社の「あぶり餅」、
わら天神の「うぶ餅」、
北野天満宮門前の「粟餅」。
だけどね、
どこのお寺さんも、天神さんも、お店も、
運転手さんが驚くほどの人手で大賑わい!
駐車場も混んでいてすごかったぁ〜。
三連休の中日だったからかな。
あぶり餅を頂いた「かざりや」さんでは、
3人もの人が詰めてお餅を焼きっきりに焼いてました。
もとは災難よけの今宮神社におさめたお餅を、
より多くの人に分けられるようにと始まったのだとか。
小さくちぎって、きなこをまぶして焼き、
仕上げに白味噌のたれをかけて。
午後4時過ぎに白河院にチェックイン、
お風呂に入ってから京懐石の晩御飯を頂きました。
とても美味しかったです。
その後、
動けるメンバーだけで夜の街へバスで出発。
あたしの記憶違いで町を彷徨い歩いて、
鴨川を一体何回渡ったことか!(笑)
だけど最終的には、
四条河原町、先斗町の町並み、夜の高瀬川、
坂本竜馬の足跡である酢屋、
プリクラやボーリングを横目に、
ひたすら歩いて歩いて。
途中で見かけたこんな看板。
どんなお味なのかしら、これって・・・?↓
最後はしっぽりした六曜社珈琲で一服。
歩きつかれた足がじんわりとして、
あったかいミルクコーヒーを一口飲むと、
思わず、ほぅ、ってなる。
向かいに腰掛けた彼、その隣にあたしの弟。
カメラを向けると高校生みたいなポーズを決める二人。
いい笑顔だ。
今日の最後の一枚。
お会計をしたときに、
古いレジスターに心を動かされてぱちり。
町並みにお寺さんや神社が溶け込んでいるのが、
なんだかとても不思議な感覚だねって、
そんなことを話しながら夜が更けていったのでした。