まるたけえびす

kanakoguma2007-02-11



朝5時半に家を出て、
ほぼ始発の新幹線に乗り込み、
3人がけの椅子をひっくり返して狭さに愕然(笑)
買い込みすぎたおにぎりを広げて、
いざ京都。



お天気に恵まれた3日間、
素敵な記憶が何よりのお土産です。
旅の様子を順番に記してゆきましょね。
まず初日。


土地勘がないという弱点をカバーするために、
貸切タクシーで出発。
イケメンおじさん運転手さんと共に、
初めは太秦金閣寺方面へ。
聖徳太子ゆかりの「広隆寺」、
石庭と銭つくばいの「竜安寺」、
贅を尽くした「金閣寺」、
安産祈願と初宮参りの「わら天神」、
五部咲きの梅林が綺麗だった「北野天満宮」。


私は北野天満宮の牛さんが一番好きでした。
大理石なのか綺麗なマーブル模様の牛さん。
具合の悪いところをなでるとご利益があるとのこと。
あと、
竜安寺でみた水戸光國公の銭つくばい。
『吾唯足るを知る』、
傍には侘助椿の赤。
静かな時間が流れてました。


ちなみにこの日、
あちこちで色んな「お餅」を頂きました。
今宮神社の「あぶり餅」、
わら天神の「うぶ餅」、
北野天満宮門前の「粟餅」。


だけどね、
どこのお寺さんも、天神さんも、お店も、
運転手さんが驚くほどの人手で大賑わい!
駐車場も混んでいてすごかったぁ〜。
三連休の中日だったからかな。


あぶり餅を頂いた「かざりや」さんでは、
3人もの人が詰めてお餅を焼きっきりに焼いてました。
もとは災難よけの今宮神社におさめたお餅を、
より多くの人に分けられるようにと始まったのだとか。
小さくちぎって、きなこをまぶして焼き、
仕上げに白味噌のたれをかけて。



午後4時過ぎに白河院にチェックイン、
お風呂に入ってから京懐石の晩御飯を頂きました。
とても美味しかったです。
その後、
動けるメンバーだけで夜の街へバスで出発。


あたしの記憶違いで町を彷徨い歩いて、
鴨川を一体何回渡ったことか!(笑)
だけど最終的には、
四条河原町先斗町の町並み、夜の高瀬川
坂本竜馬の足跡である酢屋、
プリクラやボーリングを横目に、
ひたすら歩いて歩いて。
途中で見かけたこんな看板。
どんなお味なのかしら、これって・・・?↓



最後はしっぽりした六曜社珈琲で一服。


歩きつかれた足がじんわりとして、
あったかいミルクコーヒーを一口飲むと、
思わず、ほぅ、ってなる。
向かいに腰掛けた彼、その隣にあたしの弟。
カメラを向けると高校生みたいなポーズを決める二人。
いい笑顔だ。


今日の最後の一枚。
お会計をしたときに、
古いレジスターに心を動かされてぱちり。


町並みにお寺さんや神社が溶け込んでいるのが、
なんだかとても不思議な感覚だねって、
そんなことを話しながら夜が更けていったのでした。